【美味しい誘惑】クリスマスの思い出レシピ(モンタルト陽子)

日本や世界の美味しい一皿や、

ちょっとインターナショナルな我が家

(生まれも育ちも東京の夫ですが、父が外国人だったため)

にまつわる一皿のエピソードなどを皆さまにお届けして行きます。


今回は、モンタルト家のパーティーの中で一番盛大なクリスマスパーティーと、

パーティーの次の日にターキーの残りで作る、

モンタルト家の思い出の定番レシピについてお伝えします。



12月に入ると義母はクリスマスパーティーの支度に取り掛かかります。

パーティーといっても、チャリティー活動の一環として毎年やっていた、

ドネーションを目的としたホームパーティーで、40人くらいのお客様をお招きします。

ドアフィーを頂き、オークションで得たお金と

全額合わせて義母が会員である動物愛護協会へ寄付するのです。


40人分の料理と飲み物などを用意するのは大変だと思いますが、

長年やっている義母にとっては手馴れたものです。


1週間ほど前から、オークションに出すチーズケーキタルトを8個くらい作り始めます。

この義母特製のチーズケーキタルトはとっても人気があり、

あっという間に完売します。

良い材料で作られたチーズケーキタルトは濃厚で美味しい!

クリスマスシーズンになると懐かしく思い出されます。


私もクリスマスパーティー当日の朝からターキー2羽を焼くお手伝いをしていました。

大きな外国製のオーブンで1度に2羽焼くことができますが、5時間くらいかかります。


もう一つ思い出深いのは、くわいの水煮を使ったおつまみ。

これも定番で私が作る係りでした。

ニッシンデリカテッセンで極薄くスライスしてもらったベーコンを

くわいに巻いて楊枝で留めて天板に並べ、

上からはちみつをたっぷりかけてオーブンで焼くだけ。

ベーコンの塩気とはちみつの甘み、くわいのさくっとした食感。

ついつい手が出るおつまみです。お試しあれ!


パーティーの準備も3時くらいにはひと段落して、

パーティーホストである義母はドレスアップするために支度をし始めます。

今思えばなんて余裕のあるのおもてなしなんだろうと思います。


夜お客様がいらしてターキーを切り始めると、

義母が私に3人分のプレートを作ってと言いました。

どなたの分かしら?と思いながら、ターキー、サイドディッシュなどを盛り付けると

今度はそれを外のドライバーさんに持っていくように言われました。

大使館の方などドライバー付きの車で来るので、

パーティーが終わるまで車の中で待っているのです。

なるほどそこまで気を使わないといけないんだと勉強になりました。

その時のドライバーさんの嬉しそうな顔が忘れられません。


オークションが始まるとパーティーも佳境に入ります。

義母のチーズケーキタルトを始め、

海外で買ってきた未使用の洋服、

お客様からのドネーションの品などいろいろいろなものが出品されます。

みんな、お目当の品を見定めてビットし、大変盛り上がります。


パーティーがおひらきになると、

骨だけになったターキーに人参や玉ねぎなどの香味野菜を加え

寸胴鍋に入れてぐつぐつ長時間煮込み始めます。

ターキースープ独特のなんとも言えない美味しい匂いに、

毎回クリスマスパーティーの終わりを実感します。


長時間煮出したスープストックはご飯を入れておじやにするのが楽しみの一つです。

寒い日にふうふう言いながら食べるのが幸せ。

苦労してターキーを焼いたご褒美というところです♡

0コメント

  • 1000 / 1000