【美味しい誘惑】美味しい秘密(モンタルト陽子)

日本や世界の美味しい一皿や、

ちょっとインターナショナルな我が家

(生まれも育ちも東京の夫ですが、父が外国人だったため)

にまつわる一皿のエピソードなどを皆さまにお届けして行きます。


モンタルト家では11月になると「サンクスギビング 感謝祭」のために、

広尾のナショナルスーパーに行って、

フリーザーにずらりと並んだターキーの中から

6キロくらいの大きさのターキーを選んで買ってきます。

そして外国製の大きなオーブンで丸焼きにします。

義母が12年前に他界してからは、毎年は焼かなくなってしまいましたが、

生前は家族や仲の良い友人が集まり、皆でターキーを食べるのです。


まずは冷凍してあるターキーを解凍するところから始まります。

冷蔵庫に移して4、5日かけてゆっくり解凍していきます。

付け合わせはマッシュポテトやキャロットグラッセ。

結婚当初は、「えっ、こんなにバターを使うの‼」と、心の中で叫んでいました(笑)

食文化の違いに興味津々でしたね。


ターキーの中に詰めるスタッフフィングはその家のオリジナルレシピで、

私は義母の作るスタッフィングがどこで食べたものより一番美味しいと思っています。

まず、ターキーのお尻の方から手を入れると中に首や内臓などが入っています。

初めて見た時は内臓の大きさとグロテスクな首の長さにびっくり!

その内臓を細かく切って、みじん切りにした野菜やドライフルーツ、固いパン、

そしてたくさんの甘栗などと一緒に炒めてスタッフィングを作り、

これをターキーの中に詰めてオーブンで焼きます。

肉汁をタップリ吸ったスタッフィングとターキーを一緒に食べるのがとっても美味しいのです。

そして焼き上がったターキーを綺麗に切り分けるのも結構大変な作業です。

モンタルト家では男性の仕事です。

専用のよく切れる長い包丁で切り分けて行きます。

一番人気の部位はジューシーなモモ肉です。

切り分けている人が「ドラムスティックは誰が欲しい?」とおもむろに聞きます。

たいてい一番小さい子供がもらってニコニコしながら骨付のもも肉にかじりついていました。

何しろもも肉は2本しかないわけですから。

切り分けてもらう時に、「dark or white?」と聞かれるので、

胸肉がよければ「white please」モモ肉のあたりがよければ「dark please」と答えます。

12月にもクリスマスにまたターキーを焼きます。

その時は40人位のたくさんのお客様がいらっしゃるので

大きなターキーを2羽も焼いていました。


次回は、モンタルト家のパーティーの中で一番盛大なクリスマスパーティーと、

パーティーの次の日にターキーの残りで作る、

モンタルト家の思い出の定番レシピについてお伝えします。

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